女性にとって、月経は健康のバロメーターと言えるものです。しかし、私は2021年から始まった無月経が心身に大きな影響を与え、結果として仕事を休職するまで追い詰められました。この経験を通して学んだことや、改善のために実践したことを共有します。
2021年:無月経の始まりと不調の連鎖
- 4月
本来来るはずの月経が突然来なくなりました。当時、仕事と自己研鑽で忙しい日々を送っており、心身ともに常にストレスを感じていたと思います。 - 7月
3か月間月経がない状態が続きました。婦人科の受診を検討しましたが、「薬を処方されるだけで根本的な解決にならないのでは」と感じ、受診をためらっていました。その頃、友人の紹介で体温や腸内環境、血流(水分)の大切さを知り、薬に頼らず自力で回復しようと決意。日本bestの機械や腸内環境改善ドリンクを試し、必死で改善を図りました。 - 11月
仕事を続けるのが難しくなり、休職を決断。8月頃から食欲不振や体重減少(BMI 16)、便秘といった症状が重なり、精神的にも限界を感じました。この頃ようやく婦人科を受診し、ホルモン値の低下が確認されました。処方薬を受け取りましたが、職場近くの病院だったため通院は続きませんでした。

当時の辛い日々を昔書いていたブログにて赤裸々に綴っていました。
2022年:心身の回復と旅の効果
- 2022年前半:実家での療養
実家で休養を取る中で、食欲が戻り体重が増加。心身を労わることを学びました。2023年5月には、葛藤がずっとあったものの、地元の婦人科で薬を再び処方してもらい、服薬により月経が再開させました。婦人科へ行った際の心は下記の記事のようにとてもモヤモヤしていました。
- 2022年6月~7月:世界を巡る旅をスタート
心と身体が回復してきたと実感し、旅に出ることを決意。2周期は服薬し、その後様子を自分で観察した。7月に開始した東南アジアバックパッカー旅の途中で生活の楽しさや新しい出会いを通して、精神的な充足感を得ました。服薬中は28日周期で月経があり、その後自然に月経が再開。数か月も約20日前後の早い周期で安定するようになりました。 - 2022年12月: 旅の途中で生理周期が安定
この頃は旅中にボーイフレンドが出来た。一旦生理周期が伸びてしまい、不安が芽生えたが、33日後に生理は起きた。その後から現在に至るまでにはほぼ理想の28日周期で毎月生理は来るようになりました。数回だけ30日以上の周期で来たときがありましたが、その前1か月間は普段以上のストレスがあり、それは忙しかったということではなく、自分のやりたいことが出来ていない事でもどかしく行動している時期だった気がします。
私の心と身体の健康にに一番効果があったのは”自分の心と向き合い、開始した旅”でした。
現在:健康な月経を目指して
現在は月経周期も安定し、毎月生理が来ていますが、生理痛が辛い日もあります。そんな中、Instagramで見つけた三雅さんの書籍『女子の神5』のメソッドを実践しています。
- 骨盤を柔軟にするエクササイズ
腰回し(サルサのように)肩甲骨回し(背泳ぎのように)・足首周を回す(コンパスのように)、骨盤の柔軟性を高めることで子宮や卵巣の状態を良くします。 - 深呼吸
横隔膜をしっかり膨らませるイメージとその力を使用し内臓をほぐして柔らかくするようにします。 - 膣トレ
子宮と卵巣の血流を良くし、冷えの改善を目的にします。膣を丈夫に引き上げるようなイメージです。 - ブリッジ
内臓下垂を防ぐ。深呼吸も同時にしてみる - 腹横筋トレーニング
子宮や卵巣・内臓周囲を温めるだけでなく、内臓下垂を防ぐために腹部を凹ませることにも繋がる
これらを実践する中で、生理痛の緩和や体温の上昇を感じています。しかし、日々続けることは簡単ではなく、最近は周期が少し乱れることもあるため、もう一度意識を高めたいと思っています。
最後に
月経は女性の健康を知る大切な指標です。当たり前に健康でいることが難しい時期もありましたが、諦めずに心と身体を労わることでここまで回復することができました。同じ悩みを抱える方に、少しでも役立つ情報を届けられれば嬉しいです。

