休む勇気—休職を決断するまでの葛藤と学び

休む勇気—休職を決断するまでの葛藤と学び

序章:どうしてこんなに悩んでしまうの?

仕事をしていると「自分が休むなんて無責任じゃないか」と感じる瞬間がありますよね。私自身もその一人でした。理学療法士として働いていた時、下記のような体に明らかな不調が出ていました。

過去の症状

しかし、「休む」という選択肢をすぐに取れずにいました。その理由の一つは、「責任感」でした。特に私が所属していたチームは人手不足で、仕事量も膨大でした。もう一つは、「孤独感」です。一人暮らしで周囲に頼れる家族がいなかった私は、職場を離れることで孤立してしまうような気がしていました。

決断の瞬間:自分の体を大切にする勇気

無理をして働いていたある日、ふと思いました。「私が元気でなければ、患者さんを元気にすることなんてできない、自分の心身にリハビリが必要」と。その瞬間、休職を決意しました。職場の先輩が「会社は一人いなくても回るようにできているから、自分を最優先して休んでいいよ」と言ってくれた言葉にも救われました。

休職までの道のりと葛藤

休職を決めたとはいえ、すぐに心が軽くなったわけではありません。「休むこと」に対する罪悪感や、「休むって具体的にどうすればいいの?」という戸惑いが残りました。
例えば、日々の生活では食材を買うだけでも悩んでしまい、1週間分の買い物に3時間もかかることもありました。このような「迷いのループ」に陥る自分に、さらに苛立ちを感じてしまいました。

学び:自分の心と身体を優先することの大切さ

今振り返ると、あの時に休むことを選んだ自分に感謝しています。「休む勇気」を持つことは簡単ではありません。でも、自分の体と心を犠牲にすることは、もっと大きな問題です。あなたも同じ状況にいるなら、どうか自分を最優先してほしいです。


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